人間観察図鑑 番外編
“笑いは人を惑わす武器?“
episode その3
ある日の職場での出来事。
いつものように彼女はただひたすら走り回っていた。
一見、フットワークも軽く、フレッシュウーマンのように仕事をこなしている様にも見える。
まあ、それはいいのだが彼女の足跡を辿って行くと色々と明らかになって行く。
先ずサービスカウンターでは
カウンター内のラッピング等に使われる比較的大き目の作業台があるのだが、その上に、彼女が使ったカタログが散乱している。
直ぐに片付ければ良いのだが、既に30分は経過しているだろうか。
誰かさんの逆鱗に触れなければ良いのだが…
同じ頃、ある売場の通路には、売場作りで使ったのだろう、ハサミ、テープカッター台、商品POP、ドライバー、穴をあけるのに使う錐(きり)やお客様が使用するカゴ、什器の棚板などが、やはり散乱している。
はたまた、コー徹さんのいるサイクルカウンターでは、バンク修理の練習で使用したらしいタイヤチューブが、無残にも継ぎ接ぎだらけで完璧な仕事の証明として飾られていた。
コー徹さんの彼女への評価は益々ガタ落ちである。
それらの残骸を、私は最低限邪魔にならないように片付けて回っている事は彼女の知らぬ所だが…
いや、私が片付けたお陰で、戻った時にこんな事を言ってたか。
まるこちゃん
「あっれー、ここにあった錐〜(きり)なくなりました〜?、来られますー、じゃけん、じゃけん」
私
「訳わからんぞ!、売場の通路に撒き散らかして、それも鋭利な錐(きり)の先をむき出しにしたままで、“なくなりました〜?”違うやろ、こう言うものはいちいち片付けなさい!、危ないでしょ。」
まるこちゃん
「はーい!了解しましたー(敬礼)、さっ、売場作りやっちゃいましょうかー(嬉)」
まるでわかっとらん!
こんな感じで調子狂うのだ。
あの娘は、自身でも気付かない魔性の気があるのかも…
危険だ!
しかし、彼女にはそんな懸念は無用だった。
それが、わかるEpisodeはまた次の機会に…
この記述は所々フィクションです。
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